FX取引の流れとして、業者に口座開設の申し込みをします。
このときにどの業者が適しているのか比較する必要があります。
比較のポイントとして、デイトレードの短期取引では決済の回数が多くなるため、手数料に相当するスプレッドが低いところ、長期保有するのであれば金利に相当するスワップが大きいところを選びます。
また、取引に使用するツールは各社で開発したものが用意されており、使い勝手が異なります。
仮想通貨を使ってデモトレードを行えるので、使いやすさ確認しておくと良いでしょう。
口座開設の後は、取引に使用する証拠金を入金します。その後、利用したい通貨ペアを選択して注文を出し、ポジションを持ちます。その後、決済することで売買を行っていきます。
決済のタイミングとしては、ある程度利益が出たときに行って利益を確定させます。
また、損失が大きくなってきたときに行うことで、それ以上拡大してしまうことを防げます。
なお、注文の方法としては「買い」と「売り」のどちらからでも行えます。
そのときのレートで注文するだけでなく、指定したレートに達したときに自動的に売買を行う注文方法もあるので、デモトレードで特徴を把握すると良いでしょう。
FXの取引には口座の用意が必要
FX取引には口座を用意する必要があり、そのために業者に申し込むことになりますが、審査があるので落ちてしまうと開設できません。
審査の厳しい業者もあるので、初めて利用するときには口コミでどこが解説しやすいか確認しておきましょう。
審査があると言っても、クレジットカードやカードローンの作成と比べれば通りやすいです。
有利になるポイントとしては十分な収入を得ていること、資産が十分であり、余裕のある範囲で取引を行う予定であること、投資経験が十分にあることなどが挙げられます。
ただし、投資未経験者でも審査に通ることはあるので、これらを満たしていなければ通らないということではありません。
また、自己申請となり、証明する書類などは必要ありません。
証拠金の入金上限はないため、申し込みの際に運用予定の金額を少なく記載して資産に余裕があるように見せ、口座開設後にそれを大きく超える金額を入金することもできますが、これはやめた方が良いでしょう。
虚偽の申請を行ったとして解約させられるケースもあります。
口座開設ができた後に、他の業者でも開設することを検討しても良いでしょう。
複数の口座に資金を分散することでリスクを低減でき、また、各社にメリットがあるため、使い分けによって利益を出しやすくなります。